石けんについて

この度は 石けん教室にお越しくださり ありがとうございました。

 

当教室での石けん作りはコールドプロセスという 低温でゆっくりと時間をかけて石けん化させる方法で4~6週間ほどかけて熟成乾燥させて仕上ます。

 

植物オイルに含まれている天然の保湿成分(グリセリン)がたっぷり入っている(正確には残っている)ので肌への刺激が少なく洗いあがりの肌をしっとり保護し潤いを与えてくれます。

 

お持ち帰りになった石けんの取扱について

持ち帰り箱の蓋を閉じてから24時間くらいは箱を開けずに寝かせてください。発泡スチロール製で保温効果がありますが冬場は保温効果を保つためにバスタオルなどで包んでおくといいと思います。

 

24時間くらいたったら蓋を開けます。この時 石けんの表面に水滴が付いていることがございます。暑すぎると汗をかくんですね(笑) もし水滴がついていたらティッシュなどでやさしく吸い取ってください。(そのままでも構いませんが 斑点が残ることがございます)

 

数日間はそのまま(蓋を開けた状態で) 直射日光の当たらない風通しの良い場所に置きましょう。光が気になる方は 石けんの上にティタオルのような薄い布をかけておくのも一つの手です。箱の側面を浮かしてみて固まっているようでしたら 箱を広げて全体を転がし乾燥させます。(季節によって乾燥度が違いますので 心配な方は長めに様子を見てください) この時 まだアルカリ度が高いかもしれませんので なるべく素手で触れないでください。

 

石けんは生きています!! この熟成乾燥の期間 置きっぱなしにしないで是非とも声をかけてくださいね。気にかけることで 仕上がりがより良くなると思いますょ♡

 

全体的に乾燥したら切り分けます(箱を外してから数日後)。まだアルカリ度が高いかもしれませんので 念のため素手で触れないよう手袋をはめて作業をしてください。包丁やナイフで羊羹を切る要領で切り分けます。

 

この時 石けんに刻印を施すとオリジナリティ満載です。石けんの表面がまだ柔らかそうなら数時間から半日ほど置くとキレイに刻印できます。

 

切り分けた石けんはトレイや木箱などに間隔を空けて並べ カット前と同様に直射日光の当たらない風通しの良い場所に置き 時々上下を引っくり返します。

 

6週間ほどの熟成乾燥期間が終わったら解禁です!! がまだ柔らかかったり 肌にピリッときた時には もう1,2週間 置いてください。

 

熟成期間が終わった石けんは 空気に触れないよう 直射日光が当たらないようにして 温度差の少ない場所や冷暗所に保管し なるべく早く使うようにしてください。(ちなみに私は 一つ一つラップに巻いてジッパー袋に入れ封をし缶かんに入れ 北の部屋に置いています)

 

保存料などを入れてませんので 長期保存すると石けんが酸化してしまいます。その時には肌への使用をしないでください。

 

手作り石けんは溶け崩れやすいので 風通しの良い石けんトレイをお使いください。

 

その他なにか不明な点や こんなときはどうすればいいの? ということがございましたら お気軽におっしゃってくださいませ。

 

皆さまの石けんが素敵に仕上がりますように・・・☆